「決断が早い人」と「なかなか決められない人」の差は？

あなたは「すぐ決断ができる」ほうですか？

それとも「なかなか決められない」ほうですか？

私たちは一日に”3万5000回”も決断していると言われています。

「今日は何を食べよう？」「今日は何を着て行こう？」「あの人に何て声をかけよう？」など、私たちは無意識のうちに一日に最大3万5000回の決断をしているそうです。

勿論、人によって差はあるでしょうが、言語・食事・交通・歩く・座る・身体をどう動かすか、仕事・家庭などで多くの決断をしているんですね。

そんな「無意識の決断」の他に、「意識的に決断を迫られる」こともあります。

その時に「すぐ決断できるか」「なかなか決められないか」で、そこからの人生が大きく変わることもあると思うのです。

では、「決断が早い人」と「なかなか決断できない人」の差は何でしょうか・・・。

ざっくり言うと、

「決断が早い人」

考えても仕方のないことは考えない・ダメもと・失敗したらまたやればいいと思う・ひとつに絞り他の選択肢は捨てる・目的が明確

「なかなか決断できない人」

悪いほうへ悪いほうへと考える・失敗を極端に恐れる・あれもこれもと欲張る・目的があいまい

あなたはどうですか？

「うまくいかなかったら・・・」と悩み、不安やどんどん悪い結果のほうばかり考えると、行動ができなくなってしまいます。

この原因は・・・

『考えても仕方ないことを考えてしまっているだけ』です。

一方、行動できる人は『考えても仕方のないことは考えない』です。

不安や、悪い結果をいくら案じても、成功確率は上がりません。

行動できる人は「うまくいかなかったらどうしよう」ではなく、「どうすればうまくいくか」「うまくいく為にはどうするか」にフォーカスしているんだと思います。

もし、失敗したと思えることが起きたとしても、それが後から良い結果に繋がることもあるのです。

「好きな人に告白してフラれても、そのフラれたおかげでその後もっと素敵な人と出会えた」「仕事でミスをして、今までと違う仕事をすることになった。でもそのおかげで以前より遣り甲斐の持てる職業に就くことができた」など・・・。

私自身も様々な事情で多くの転職をしました。

今では転職も決して珍しいことではなくなりましたが、昔はあまり良いイメージを持たれないこともありました。

でも、今、特にこの仕事している上で、いろいろな職種・環境・人間関係などの経験がとても役立っていると思っています。

人生は、いつ、何がどうなるかは予測できません。

特に現代においては、予測できない事が多くなっているような気がしています。

そして、既に起こった過去の出来事も、考え方や捉え方によって、良くも悪くもできたりもします。

「決断のできる人」はその事を知っているんだと思います。

決断した後に起こる出来事にいつまでも一喜一憂せず、その事実を受け止め、都度次に最善と思える決断を繰り返していくのです。

無意識に決断している3万5000回の事の他の「意識的に決断」する事に関しては、なるべくシンプルに前向きに考えたいですよね。

先のことを完全に予測することは、どんな人でも不可能です。

なので、その時その時でベストと思える決断をしていくしかないと思います。

そして、一度決断したことは「絶対」でもないのです。

状況・環境などの変化で修正したり、変更してもいいんです。

そのことを知っていると、失敗を恐れずに「決断」することができるのでは・・・。

また、あまりにも選択肢（情報）が多すぎても、決断が難しくなります。

失敗を避けるために、時間や労力を費やし、疲弊したり、ストレスをためてしまっては本末転倒です。

野球の大谷選手のように「二刀流」で成功する人も中にはいるでしょうが、大抵の人は「二兎を追う者は一兎をも得ず」パターンになってしまうと思います。

「決断できる人」は、余計なことを考えず、欲張らず、ひとつに絞ったら、他の選択肢は捨てて、ひとつの事に集中します。

だから、結果を出すのも早いのだと思います。

「決める力」は「捨てる力」なのかもしれないですね・・・。

全てを満たすことはなかなかできることではないですから。

あなたが「結婚したい！」と思ったら、まず「どうして結婚したいのか？」「自分の未来はどうありたいのか？」の二つを考えるだけで、どんなお相手を探したらいいのかが見えるはずです。

そのお相手に出会うためには、「どんな婚活をしていけばいいのか？」「どんなサービスが必要なのか？」と絞れていくでしょう。

「自分がなりたい未来」が明確にならないと、その手段が選べません。

何かを決断するうえで、目的はとても重要になります。

目的が明確になっていれば、その目的に合っているかどうかで、どの決断の正しさを判断もできますし、軌道修正もできます。

「決める」ということと「考えている」ことを混同してしまう人もいますが、「決める」ということには「行動」が伴います。

逆に「決める」ことによって「行動しない」ということもあると思います。

いずれにせよ、「考えているだけ」「思っているだけ」では、何も始まりませんし、前にも進みません。

「考えているだけ」を「決める」に変え、更に「決めたことを続ける」ことで、あなたの望む未来に進んでいけるんだと思います。

あなたの人生は、あなたの行動で変わります！

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