日常生活、一般常識では許されないであろう”複数交際”
一般的には二股、三股・・と言われてしまうものです。
一人と交際しているのに、他の人とまた出会い、食事をしたり、デートをしたり・・・。
普通ではありえないことです。
でも・・・
結婚相談所での活動ではこの”複数交際”というものが認められています。
結婚相談所では、お見合いが成立して、双方が「是非また会いたい！」「交際してみたい！」という場合は勿論ですが、「もう一度会ってみてもいいかな」「お見合いの１時間では判断できないからもう一度話してみたい」という思いでのYES回答（交際希望）でも、”交際成立”となります。
ただここでいう”交際”の意味・定義は、『知り合い』『お友達』なのです。
交際と言っても”仮交際”、あくまでも”仮”。
なので、複数交際が認められているのです。
～複数交際のメリット～
①時間が効率的に使える。
交際がひとりとしかできなければ、お相手のことをしっかり知るという意味ではいいことなのですが、「この人じゃない・・・」となった場合、また最初からお相手選びをして、お見合いをして、交際になって・・・と時間がかかってしまいます。
②比べることができる
同時に複数と交際になって、お食事したり、デートしたりすると、お相手を比べることができます。
一般的には比べるなんて良いことではないことかもしれませんが、婚活は結婚相手を見つける活動です。
同じ食事をしていても、ドライブをしても、お相手によって全然違いがあると思います。
その中で、今まで自分でも気づかなかった発見、「あ、自分はこんな感じが好き」「この人といると気を遣わなくてもいいな」「何でかわからないけど、この人といると素直になれる」がわかったりします。
そうしていくうちに、ひとりの人をもっと深く知っていきたい・・となると、真剣交際へと移行します。
真剣交際になるためには、もちろんお互いに同じ気持ちでなければいけません。
複数交際してた場合には、真剣交際に進むお相手以外の人とは交際中止をします。
・・・ということは、真剣交際となるまでは、お互いに「自分の他にも交際している人がいるかも」ということを前提に考えておくことも必要になります。
なので、
仮交際の早い段階で「この人と成婚したい！」とビビッと感じた時は、お相手が他の人にとられてしまっては嫌ということで、真剣交際を申し込む方もいます。
せっかく結婚相談所ならではの特権の”複数交際”がルールとして認められているのに、交際成立となっても、連絡を取ったのは、最初の一度きり・・とか、LINEのやり取りを数回しただけ・・とか、交際成立となってから何週間も経っているのに、次に会う約束をしていない・・とか、一度食事をしたけれど、それ以来連絡のやり取りも殆どしていない・・なんてもったいなくないですか？
例え２～３回会ったとしても、毎回食事のみ・・・では、お相手の本当のところは見えないと思います。
交際（仮交際）の定義は”知り合い””お友達”ですが、それはその先に進むための確認の期間です。
例えば職場結婚。
相手が懸命に努力している姿、上司から怒られている姿、同僚たちと楽しそうに話している姿、さり気なく自分に話しかけてきたときの言動など、そんな姿を見て好きになっていくんだと思います。
学生の頃だってそうだったはず。
授業中は全然目立たない人が、スポーツになるとキラキラと輝いて見えたり、学校祭の時に縁の下の力持ちで働いているのを見ちゃったり、先輩にいじられている時の返しがよかったり・・・。
なのに、
人生を共に歩もうとする人を探そうと決意して入会したはずなのに、逆に消極的になってしまう人もいます。
--自分の生涯のパートナーを選ぶのです--
自分の弱いと思っているところ、自分で嫌いと思っているところ・・・どんどん話してみましょう。
本当の自分を見てもらいましょう。
それで交際中止を入れらたらショックだったり、辛かったりするかもしれません。
でも、自分の弱い部分を見せて、それで断ってくる人は所詮それまでの人だったのです。
早い段階でわかってよかったのです。
結婚しなくて正解の人です。
相手にとって「いい人」でいなくてもいいんです。
相手について知りたいことがあれば、何でも聞いてみればいいし、聞きづらかったら担当者を通して聞いてもらったり、相談してみましょう。
その為の結婚相談所、カウンセラー・アドバイザー・仲人です。
まず会って、話してみて、行動を共にしてみて、そこで始めて相手を知り、新たな自分にも気づくんだと思います。
プロフィールをいくら眺めても、ただ形式だけ交際成立となっても、意味がありません。
相手をどれだけ知ることができるか、自分をどれだけ知ってもらえるか・・・それが成婚にたどり着くための交際期間です。
複数交際は性格的に苦手・・・という方もいるでしょう。
そういう方はおひとりおひとりと進めていくといいと思います。
ただし、時間がかかる事への覚悟は必要です。
どちらを選択しても、私はそれを応援していきますが、時間は有限。
一日一日と年齢も重なっていきます。
せっかくある”複数交際”の特権も利用しつつ、効率的に婚活を進めていきましょう。
「無理」と思ったらやめればいいのですから・・・。
結婚相談所ってどんなところ？ 結婚相談所ってどんな風に進めていくの？など、わからないこと・疑問に思った事があれば、何でも聞いてください。
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