北海道の企業の平均年収ランキングと市町村別平均所得

ある民間転職エージェントの調査で北海道の企業の平均年収の調査結果が出ていました。

それによると・・・

【北海道の企業別平均年収ランキング】
　　1位：ニトリホールディングス　 (平均年収836万円)
　　2位：進学会ホールディングス　(平均年収768万円)
　　3位：北海道建設業信用保証　(平均年収742万円)
　　4位：北海道電力　 (平均年収737万円)
　　5位：雪印メグミルク　(平均年収727万円)
　　6位：アインホールディングス　(平均年収663万円)
　　7位：北洋銀行　(平均年収652万円)
　　8位：ロジネットジャパン　(平均年収641万円)
　　9位：ツルハホールディングス　(平均年収638万円)
　　10位：新日本海フェリー　(平均年収615万円)

北海道の平均年収は429万円で全国29位なので、この上位10社はかなり高いですね。

北海道民であれば、ほぼ誰もが知っている会社だと思います。

でも、それだけに入社するには狭き門だとも思われます。

ちなみにこの10社の平均年齢は36.3～48.1歳となっていました。

これでかなりおわかりになったかと思いますが、転勤がなくて（道内転勤、または道外出向などはあると思われます）、年収がそれなりにあって、20～30代という方は少ないというのは納得いただけるはずです。

だったら北海道の会社でなければ・・・と考えると、全国に支店のある関東・関西本社の会社。

そうなると、当然全国転勤が必須となってきます（中には希望すると転勤しない選択ができる場合もあると思いますが）

また、北海道内で平均所得が多い市町村は音威子府で485万円。

他にも安平町や猿払村も400万円を超えています。

【北海道の平均所得が多い市町村ランキング】（令和3年度　市町村税課税状況等の調）

　　音威子府村 　485万円
　　安平町　 　　459万円
　　猿払村 　　　442万円
　　士幌町 　　　381万円
　　枝幸町 　　　363万円
　　豊頃町 　　　359万円
　　別海町 　　　359万円
　　標津町 　　　356万円
　　佐呂間町 　　353万円
　　礼文町 　　　349万円

北海道の市町村の平均年収を見ると、都市部よりも観光名所がある地域や、漁業・農業などが盛んな地域の年収が高い傾向となります。

公務員であっても、札幌市の職員でなけば、札幌に住み続けることはほぼないでしょう。

これで益々、札幌在住に拘ると、年収が折り合わなくなることが見えてきますよね。

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