「恋人＝結婚相手」に憧れる方も多いと思います。
でも、恋人と結婚相手との大きな違いがあるのです。
それは・・・
『一緒に過ごす時間』
恋人とは、予定を合わせて、ある一定の時間を過ごすので、一緒にいる時間は楽しく、時にはドキドキする人を選びたいですよね。
一方、結婚相手は、別居婚や単身赴任でない限り、毎日の長い年月の生活を共にして、目線や歩幅を一緒に歩んでいく必要があります。
そのため、恋人より圧倒的に一緒に過ごす時間・日々が長くなるので、相手に対してドキドキなどの刺激よりも、一緒にいて落ち着く人、つまり「安定」や「落ち着き」を選ぶ人が多いのです。
では、結婚相手を選ぶときに、どんなことを考えるといいのでしょうか？
1⃣価値観が同じ、または違う価値観でも合わせることができるか？
離婚の原因の上位に「価値観の違い」があるくらい、価値観は重要になります。
ただ、一言で価値観と言ってもいろいろあります。
金銭感覚・食事・生活リズム・将来プラン・親や兄弟などとの関係性・大切にしているもの・・・。
人はそれぞれ育ってきた環境が違うので、100％同じ価値観の人を探すのは無理でしょう。
でも、「あれ？なんか違う？」と思っても「そういう考え方もあるのか」「今まで知らなかったけど、そっちの方がいいかも」などと、相手を尊重できたり、歩み寄れたら、今までの自分より世界が広がりますよね。
相手の価値観に全く共感できない、嫌悪を感じるなどであれば、そもそも結婚相手としては難しいでしょう。
2⃣将来のプランが似ている
将来のプランがどれだけ合っているか、似ているかも大切になります。
恋人だと、会っている時間だけ相手に合わせればいいですが、結婚生活となると何十年と長く続くので、将来なりたい未来・生活が一致するかが大事になるのは間違いありません。
「子供は欲しいか？」「もし子供になかなか恵まれなかった場合は？」「家は買うか？賃貸か？」「お互いの仕事は？」「家計費はどう出し合うか？」などなど。
3⃣「嫌い」の価値観が合う
「好き」なものが一緒だと嬉しいですし、話も盛り上がるでしょうが、好きなものが同じでなくても、巨額な出費が発生するものでなければ、各々が楽しんだりすれば意外と問題にならないものです。
でも「嫌い」に対する考え方が合わないと、どんどんストレスが溜まります。
・賑やかな場所が嫌いなのに、相手は賑やかな方が好き
・親兄弟や友人ととべったりな付き合いは嫌いなのに、相手は頻繁に友人や親・親戚付き合いを望む
・子どもは苦手なのに、相手は子どもを希望する
・買い物は吟味して高くても良いものを選びたいのに（安っぽいものが嫌い）、相手はコスパ重視・使えればいいという考え
・自分意外の人を雑に接する人が嫌いなのに、店員さんなどへの態度が横柄
などなど。
生活を共にする結婚相手と嫌いなものが大きく違っていると、日々の生活や休日の過ごし方も変わってしまい、ストレス大きくなってしまいます。
4⃣金銭感覚が近い
お金の管理や使い方が近いことも、結婚生活においては重要になります。恋人時代は多少無理しても、一人の時に調整すれば何とかなることも、共同生活となると金銭感覚の違いは、大きな摩擦の原因になりかねません。
・貯金に対する考え方
・生活費の分担方法
・高額な買い物をするときの決定プロセス
・イメージしている生活水準が合っているか
例えば、一方が貯金重視で将来の資産形成を大切にしているのに、相手が日々の生活が楽しければいい消費を楽しむタイプだと、どうしても衝突が生じやすくなります。
5⃣人としての成長・変化に対する考え
人生は時には変化に直面したり、成長するきっかけや、それを求められる時があります。その時、お互いが成長を望み支え合えるか、ひたすら安定だけを望むかが同じであるかも重要です。
・新しいことに挑戦する意欲があるか
・失敗を恐れず、そこから学ぼうとする姿勢があるか
・相手の成長を喜び、応援・サポートできるか
・環境の変化を楽しもうと思えるか
成長や、環境の変化に対して前向きな姿勢を持つ人か、変化を望まず安定を重視するかも、結婚生活には重要視するところです。
結婚相手を選ぶ時には、これらのポイントを総合的に判断することが大切です。
全てがぴったりマッチする人はいないと思います。
でも、お互いに理解し、支え合える関係を築けるかどうかが最も重要です。
自分にとって何が譲れないポイントなのか、考えて判断しましょう。
ただ、あまりこれらにとらわれ過ぎて、デートの時に面接のようにチェックすることばかり考えていては、本当はうまくいく相手だったとしても、相手が楽しくなく、他の人を選んでしまう・・ということもあるので気をつけましょう。
お互いに相手の素敵なところを見つけて、尊重していく努力も大切です。
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