北海道新聞さんからの取材依頼があり、お話しさせていただきました。

今回は先日行われた参議院選挙前、少子化対策と切っても切れない結婚のための婚活現場の話を聞かせて欲しいとの依頼でした。

当初、結婚を阻むものとして『年収』が一番の問題として考えられていたようでしたが、実際、特に北海道の場合は、仕事問題・住みやすさなどから、札幌(またはその近郊)の一極集中がかなり”壁”となっているということをお話しすると、記者の方はかなり驚かれていました。

婚活を考えられ、無料相談の際に、お相手像などもお聞きするのですが、特に女性の希望条件のTOP3に『札幌在住』『札幌から転勤のない方』があがります。

その理由としては、札幌の住みやすさや利便性は勿論ですが、今、女性が結婚してもお仕事を続けるのがあたりまえになっています。また男性もほぼ共稼ぎを希望されます。

そうなると、北海道での就業状況を考えると、男性の転勤に女性も一緒に・・となると、女性は今までのキャリアを捨て、転職を迫られてしまうのです。

北海道内で夫婦どちらかの転勤に伴って、同じ地域に転勤ができる企業・会社はほぼないといっていいでしょう。

男女ともに共稼ぎを望む今、どちらかが札幌以外在住・転勤があると、人生設計そのものを変える必要があるため、「札幌(札幌通勤1時間圏内)以外は難しい」となってしまうのです。

また、お仕事の問題がクリアになったとしても、「自然豊かな場所で暮らしたい!」という方以外は、北海道の厳しい自然環境や、交通アクセス、医療問題、地方での子育て・人間関係の違い・・などなどの現実を知っているだけに、敬遠してしまうのでしょう。

この問題は、どこかひとつの機関などの力では解決しない大きな問題だと思います。

新聞記事にもあるように、少子化問題解決のためにと、子育て家庭に金銭的援助をすることももちろん大切だと思いますが、そもそも結婚する場所を自由に選べて、そこが魅力ある場所でないと、この問題は解決しないのでは・・・と思っています。

とは言っても、今まで担当させていただいた会員さまの中には、結婚して北海道の地方と言われている市町村に住んでいらっしゃる方も当然いらっしゃいます。

ただ残念ながら、まだまだその数はかなり少ないと言わざるを得ない現実があり、とてももどかしくもあります。

でも、だからといって諦めて欲しくないと思っています。

今現在はどうすることもできない「居住地問題」「転勤問題」等を抱えている方には、その方ご自身の魅力がより伝わるようなプロフィールづくりや、交際のサポートを懸命にさせていただいています。

札幌在住の方よりは少し厳しい婚活となるかもしれませんが、頑張り次第です!

私も一緒にサポートさせていただきます。

結婚相談所ワースワイルは、札幌市以外の方でも、その方その方の魅力を引き出し、ご成婚に向けて頑張ります!