こう言ってしまうと、夢も希望もなくなってしまいますが・・・

「この人と結婚したら絶対に幸せになれる!」って、何を根拠に?ってことです。

ある人はお金持ちと結婚して、お金さえあれば幸せ!という人もいるでしょうし、

ある人は、ささやかでも会話を大切にできる家族が幸せと思う人もいるでしょうし、

顔やスタイルがよければ、幸せと感じる人もいると思います。

最近はTicTocなどで、奥さんがソファに寝ていて、仕事から帰宅したご主人に「今日はだるくて何もやる気にならなくて何もしてないのぉ・・」と言うと、「そうなんだ・・いいよいいよ、じゃあ僕が何か作るからそのまま寝てて!」と急いで着替えて食事を作ってくれる・・・とか、

体調が少し悪い奥さんが、頑張って食事の用意をしているのを見たご主人が「具合悪いんだったら作らなくていいよ」と言っても、「ううん、大丈夫・・これだけ作るね」とか。

そういう動画を見てると「こんな旦那さんだったら・・」とか「こんな奥さんだったら・・」と、誰もが羨むでしょう。

でも、そんな憧れるご夫婦には、それまでの歴史があるはずです。

仕事で疲れて帰ってきても、「彼女のためなら食事の準備は僕がしよう!」

多少体調が悪くても、「彼のためならできることはしてあげたい」

そう思わせる何かが、二人のそれまでの歴史の中で培ってきたものがあるはずです。

だから結婚生活を続けていけるんだと思います。

あなたは、相手にとって『大切にしたい』と思ってもらえる自分ですか?

結婚はどちらか一方だけでなく、お互いにそう思わないと成り立ちません・・・。

お金があっても、自分が体調が悪いとき、知らんぷりされたり、逆に機嫌が悪くなったり、

綺麗でスタイルのいいお相手でも、ハイブランドの物ばかり買い物をして、上から目線だとしたら・・・。

いつも数時間一緒に食事をしたり、お茶をしたりするだけでは、お相手のほんの一面しか見えないはずです。

”結婚”は、だいたいの場合、一緒に食事をして、外出前の準備段階も必然的に見ることになるでしょうし、体調の悪い時もその姿を見せなければいけない・・そんな現実生活です。

(例えば、家事は代行業者に頼むという経済的余裕があったり、そのことについて双方の意見が同じであるとか、毎日食事はデリバリーでもいいとお互い納得しているなど、とにかく二人が同じ価値観であれば、何も問題はないでしょうが・・。)

なので・・・

要は、実際に結婚をしてみなければわからないのです。

いくらスーツの似合う恰好いい男性でも、家ではずっとソファに貼りついている人かもしれませんし、美人で仕事がバリバリできる女性でも、家で食事をする時に立ち膝をしながら食べる人かもしれません。

年齢や顔やスタイル、年収でお相手を選んだとしても、それはそのお相手のほんの一部分です。

実際に会って、話して、行動を共にしてみてください。

お相手がどんな話をするのか?

どんな話し方をするのか?

自分の話に興味をもってくれるのか?

お相手の話に興味が持てるのか?

1回目と2回目との印象はどう変わったか?

自分が困ったシチュエーションの時に、お相手はどんな行動をとったか?

お相手が何かミスをした時に、嫌悪感を感じたか?愛嬌と感じられたか?

などなど・・・・・。

”婚活”は楽しいデートの相手を探すものではありません。

もちろん楽しいデートが積み重なっていくと、よりお相手への思いは強くなるでしょうが、一番の目的は、あなたがこれから歩んでいく人生を一緒に歩いていける人を探す活動です。

挙式の時によく耳にする「病める時も、健やかなるときも・・・」というやつです。

ただ、タイトルにあるように、どんな人であっても「絶対」はないはずです。

あまり石橋を叩きすぎても、石橋が壊れてしまって渡れなくなります。

石橋をいくらいろんな角度から眺めてみても、向こう岸には渡れません。

まずは、最初の一歩を踏み出してみましょう。

どうしてもダメそうであれば、戻ればいいだけです。

橋を渡ってみなければ、自分が幸せと感じるかどうかも確かめられないのですから・・・。

結婚相談所ワースワイルは、札幌市を中心に、北海道全域、そして全国の”結婚したい人” ”結婚を考えている人”を全力で応援いたします!!