「理想の人」を選ぶより「自分に合う人」を探した方が結婚はうまくいく
誰にでも結婚に対して「理想」はあるもの。
でも、結婚相手を探すには、理想にこだわるより”自分に合う人”を探した方が、結婚できる可能性が高くなり、幸せになれる人が多いのでは・・と思います。
年収がよくても、美人でも、その人と相性が合わないことには、幸せな結婚生活はできません。
反対に相性さえよければ、二人で協力して働くことも苦にならなかったり、見た目以上に相手の内面を好きになれたりします。
とかく結婚相手を探すとなると、相手へのハードルが高くなるものです。
”お金があって、かっこよくて、仕事もバリバリしている男性” ”若くて、スタイルがよくて、仕事をしながらも家庭のことも程よくやってくれる女性” など・・・。
でも、そんな理想的な人がどのくらい存在するのか?そのような人が果たして自分を選ぶか?といった相手側のニーズまではなかなか考えていない人も多々見られます。
理想ばかりが膨らんでいくと、理想と現実が噛み合わなくなって、結婚がどんどん遠のいてしまうという結果になってしまうことも・・・。
人は、「自分の力で満たせないものを結婚相手に満たして欲しい」とか「自分と同等か自分以上であって欲しい」と願いがちです。
でも結婚生活は、相手に求めるだけでなく、お互いの努力によって幸せを一緒に創造していくものだと思います。
一緒に生活していく上では、当然自分の欠点も受け入れてもらわなければいけません。
だとしたら、相手にも欠点があって当然と最初から思っておくべきです。
もし相手に完璧に近いものを求めるなら、あなた自身も同じく完璧にならなければいけなくなります。
でも、結婚生活は毎日のこと。日常です。
常に相手から完璧を求められたらどうでしょう?
・・・疲れてしまいますよね。
結婚は極めてプライベートなものです。
今の自分にはどんな人が合うのかを、等身大に見つめてみましょう。
本当に合う人とは、あなたが無理なく人生を共に生きていける人。
そんな相手を見つけるためには、まず”自分自身に対する過剰な自意識や理想”も一度降ろしてみることも必要です。
それでは「自分に合う人」を探すにはどこをポイントに見つけるといいのでしょう?
①話しやすく、居心地がいい
これは、”相手が自分を楽しませてくれる”という受動的なことではなく、「一緒にいると共感できるものがある」「自然体でいられる、素直な自分でいられる」ということです。
相手に対して気になることがあったとしても、だからこそ自分も背伸びしたり、変に気を遣い過ぎなくてよかったりします。
ドキドキする人に憧れがちですが、自分と本当に合う人にはドキドキしないかもしれません。
強烈なドキドキやトキメキは憧れるものです。でもそれは時にスリルやリスクにもなります。
「自分と合う人」には、話しやすさや安心感をおぼえるものだと思います。
②感動することが似ている
綺麗な景色を見たとき、美味しいものを食べたとき、映画やテレビを見たとき、同じ感動を共有し合えることもポイントです。
逆に「あれは面白くなかった」「あのお料理はイマイチだった」ということの共感も、二人の価値観が近いことがわかります。
友人関係でも”笑いのツボが同じ”だと距離が近くなるように、結婚生活でも同じことで笑ったり、感動したり、悲しめることは重要だと思います。
③自分にはない長所がある
「私はせっかちだけど、彼はいつも冷静で怒らない」「私は掃除が苦手だけど、彼はとても片付けるのが上手」など、相手に自分にはない長所があるのはとても大切。
なぜならそれは、相手に対する尊敬になるから。
相手を尊敬することができれば、多少の不満があってもお互いの良さを認め合っていくことができます。
④違うところがあっても尊重できる
好きなもの、嫌いなこと、考え方など全て同じなら相性ピッタリなのかもしれませんが、100%全て同じ価値観の人はいません。
共通するところがあったうえで、違うところがあるからお互いに成長し合える・・・。
ベストパートナーになる相手とは、好きなものや趣味の違いがあったとしても、それを否定せずに認めることができたり、応援できると思います。
お互いに違うところがあるのは当然。その違うところを許容できる相手を望むためには、自分も許容力を高めることが大切です。
⑤金銭感覚が近い
結婚生活において、金銭感覚の違いはかなりダメージになります。
結婚前は年収が気になると思いますが、年収が高いからといってあなたが思い描く豊かな生活ができるとは限りません。
「何に、どこにお金をかけるか?」が違うと、きっとかなりのストレスになるでしょう。
「高い」「安い」の一言に、その人の金銭感覚は出るものです。
それは結婚前のデートの時にも、折に触れ確認できることですが、結婚後の生活についてストレートに話し合ってみるといいと思います。
人は多角的です。
第一印象も大切ですが、それだけで判断するのは無理です。
相手が”自分に合う人”かどうかは、お互いに色々な側面を開示していく機会を重ねなければわからないものです。
あなたもいつまでも今の年齢ではありません。今と同じ環境でいられるとも限りません。
「〇〇でなければいけない」「〇〇の方がいいはず」などの固定概念を一旦捨てて、いろいろな人と会ったり、いろいろな景色を見てみると、自分の価値観がアップデートされるかもしれません。
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