「いい人がいない」ってどういうこと?
結婚したいと思って、一生懸命に婚活を頑張っているのに
「いい人がいないんです!」という声をよく聞きます。
実は婚活あるあるです。
対象となる相手は何万人もいるはずなのに「いい人がいない」とはどういう事???
そもそもあなたにとっての「いい人」ってどんな人でしょう?
見た目が好みのタイプ、高年収、安定した職業、背が高い、スレンダー、気が利く、自分が会いたいときに会える、自分が忙しい時は放置しておいてくれる、お洒落なお店に連れて行ってくれる、センスがいい・・・などなど。
自分の年齢によっても違うでしょうし、過去の恋愛経験などによっても変わってくるでしょう。
ただ・・・
「いい人がいない」と言っている人の「いい人」とは、その人にとって「都合のいい人」「条件のいい人」なわけです。
自分でたくさんのフィルターをかけて、それに残る人がいないと「いい人がいない!」となるのです。
当然ですが、条件を厳しくすればするほど「いい人」はいなくなってしまいます。
この「いい人がいない」という人は、「結婚したい」とは思ってはいても、実際は今の現状・生活に困っていない、今の生活を捨てがたい・・・という人も多いようです。
親と同居している人は、黙っていてもご飯は作ってくれるし、ひとり暮らしでも今は料理を作らなくても、作れなくても困るような事はありません。
仕事がしんどいと感じている人は誰かに癒しを求めたいと思うでしょうが、それなりに充実していて、給与もそれなりにもらえていて、熱中できる趣味があったり、ひとりでできる物が多い人などは、今の自由な生活と結婚後の生活を比較して、結婚生活によっぽどのメリットを見出せない相手は「いい人」ではなくってしまう・・・。
また過去に恋愛経験のある人は、最終的に必ず何らかの理由があって別れたはずなのに、過去は美化されるものなので、悪いところは色褪せ、良かったことだけが記憶に残っていて、過去のキラキラを追い求めてしまう人もいます。
また、コンプレックスは多かれ少なかれ誰でも持っているものだと思いますが、それが必要以上に心にある人も、知らず知らずのうちにそこに触れられたくなくて「いい人がいない」と思ってしまう場合もあります。
あとはプライドの高い人。
それなりにモテてきていた経験や、誰もが羨むスペックを持っていたりする人も、自分では気がつかなくても、「自分にふさわしい人」じゃないと「いい人」とは思えなかったりします。
異性の友達がいて、日々の生活もそれなりに充実はしていても、生涯のパートナーとなると、なかなかお眼鏡にかなう相手がみつからない・・・。
フィルターのかけ過ぎが原因なのに、本人のルックスや、スペックが高いなどいうことが潜在的にある人は「妥協はできない」「自分にはもっとふさわしい相手がいるはず」という判断結果になるので、いつの間にか月日が流れ、年齢を重ねていた・・・ということもあるようです。
また、「いい人がいない」という人は、「普通でいいのに・・・」という人も多いのです。
でも、この「普通」が実はかなりハイスペック。
「普通」ってどんな人?と聞くと、普通の生活で、普通のスタイル、普通の身長、普通の大学を出ていて、普通の年収、普通の家庭に育った人、普通の常識のある人・・・。
ひとつひとつは本当に「普通」かもしれませんが、それが重なれば重なるほど、現実はとんでもなくハイスペックな人を求めることになります。
”パーフェクトに普通な人”を求めているんです。
自分ではごくごく普通と思っていることが、実は普通ではない事に気づいていない。
まずそこに気づきましょう。
結局「いい人がいない」と嘆き続けていても、何の解決策にもなりません。
自分にとって「いい人!」と大声で叫びたくなるような人を何年かかっても待つ勇気と忍耐があれば、それはそれでいいと思いますが、そうでないのであれば、自分の「いい人」の定義を見直すか、「自分がいい人と思う人のいい人」になるように磨きをかけるかです。
自分がいい人を探しているように、あなたのいいと思う人も「いい人」を探しています。
その人に見つけ出してもらうのを待つか、自信を持てる自分になっていい人に積極的に申し込んでいくか・・・。
ほんの少し考え方や、見かたを変えるだけで「いい人」は、すぐに出会うことができるかもしれません。
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